楽に生きようぞ

短編のエッセイという感じ

友人に「仕事頑張ってるけど楽しくない」と吐露したら完璧を超えた回答が返ってきた。

Twitterで絵描いてる友人がいるんですけど

 

彼女とは高校の時からの友人で、私の作った弁当を煉獄さん並みにうまいうまいって食べてくれたりしてたのですが

 

彼女は野に放たれている私と違い、何かと我慢を要されているようでしたが、それはそれは忍耐強く、私らに対していつも笑顔で、決して悪口や愚痴を言わず(むしろ感謝を振りまき)、勉学や部活に励み進路に悩み

 

進学も紆余曲折あり、今は警察学校みたいなとこに行ってるようです。

 

そりゃ生活も制限があってすごくきついと思います。

 

私にはそんな場に身を投じるなんて考えられんです。

 

 

そんな彼女に

 

「仕事、大変だけど、やらないといけない気がするし、今は頑張ってるけど、心底楽しいとは思えない。続けてみるけど。」

 

的なメッセージ送ったんですよ。

 

そしたら

 

「(仕事は)人間とは違って初めは自分の物になってくれなくてもとりあえず撫でまわしているうちに突然振り向いてすっぽり腕に滑り込んでくるはずだから今日もあなたのお仕事精一杯愛でてみてね

 

って返信が来て。

 

ひっくり返ったよね。

 

あいつが我慢強いのはストレスに鈍感だからなのか?とか思ったことあったけど、そうじゃなくて、伊達に忍耐してないってことなんだって思い知りました。

 

私は無理せず逃げるし、嫌なことはすぐ忘れちゃうぬるま湯人生なんですが、その分、忍耐って苦手なんですよ。

 

今回の仕事のように、

 

「ここは逃げちゃだめだ(碇シンジ)。忍耐すべきだよな。」

 

と分かっても、

 

「でも今自分無理してんじゃん。それってどうなん。帰省したい。」

 

って心が揺れるんですよ。不安定な心理状態です。

 

我慢してまで頑張って生きる必要ってあるんか。的な。

 

 

友人は、ただ我慢するんじゃなくて、忍耐の神髄を極めていた訳ですね。

 

23にして、自分にとってストレスであることに対して、愛を持って対処すると答えられる人がほかにいるだろうか。

 

いや本当にすごいな。

 

私だったら「無理すんなよ。生きるのが最優先だ。話は聞くから連絡しろよ。」

 

くらいしか言えないや。

 

 

自分と違うタイプの生き方の人からアドバイスをもらうことって大事だし、興味深いなとも思いました。

 

さあ、最後に、大事なことだからもう一度言いますね。

 

「(仕事は)人間とは違って初めは自分の物になってくれなくてもとりあえず撫でまわしているうちに突然振り向いてすっぽり腕に滑り込んでくるはずだから今日もあなたのお仕事精一杯愛でてみてね